奈良公園には多くの鹿がいます。鹿せんべいをあげる時に、その鹿のほとんどは
おじぎらしき行為をして、せんべいにありついています。ところが、鹿も生き物だけあって、
その日の気分で人間に襲ってくることも少なくありません。
襲われた時はいったいどうしたらいいのでしょうか?
答えは一つ、「鹿せんべいを売っているおばさんの近くに逃げること」です。
奈良公園にいる鹿は野生とはいえ、公園内に飼われているわけですが、
管理をされている方や、鹿せんべいを売っていいるかたにはあまり懐いては
いないようです。
それどころか、鹿せんべいを売っているおばちゃんには恐怖心があるようですね。
そこで、万が一鹿に襲われた場合は、そのおばちゃんのそばにいくことで、
鹿が寄ってきません。
経験者から聞いた話なので、効果はあると思います。
奈良公園にいる鹿は、国の天然記念物にしているため、傷をつけてはいけません。
平成27年度の頭数検査結果によると、奈良公園に生息している鹿の頭数オス204頭、メス788頭、
小鹿199頭の合計1191頭となっています。
この数字は年々増えており、平成26年度と比べ約1割増えた計算になります。
鹿がエサを求める時に行う「おじぎ」ですが、どうやら、小鹿の時に親鹿が行う仕草を
真似て代々行われている様で、最初にその行為を始めた鹿は、エサをねだった行動ではないかと
思われています。
奈良の鹿は神様のお使いとして保護されていますが、おじぎをさせてエサを与えるとは・・・
なんとも複雑な思いです。
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