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先日、世界の報道自由度ランキングで日本は2010年には11位であったものが、2015年6月には61位まで下がったと報道がされ、日本の報道の自由と言論の自由が自民党政権下で危機的状況に陥っている!と一大キャンペーンを張っている。


僕の個人的な意見としては、ピンとこない。同じように感じている人多いと思うよ。

それどころか、報道の自由ではなく、報道の暴力の方が問題があるように感じる。

垂れ流しの報道のせいで傷ついた人がいたら責任とれんのか?

ニュース番組を見ても民間はスポンサーよりだし、NHKは政府に尻尾を振っている。

別に、報道がすべてでは思わないが、意見を述べるだけ、貶(けな)すだけの報道では電波を使った「いじめ」にほかならない。

今回の熊本地震についても

「なぜ、避難場所の組織的運営ができないのか?」

「原因を追究するべきだ」

こんな意見を後からあーだこーだ語っても飽きれるばかり。

そんなことは、被災者の人数とキャパが判れば次にどうなるかわかるだろ!


あなたたちの報道を私たちがどのように見ているかしっているのか?

「あーあ、政府もメディアもバカばっかし!」


話が横道にそれたが、今回の「日本の報道の自由ランキングが低いのは記者クラブが原因」とバッサリ。

その理由として、メディアの独立性を阻害し、国民の知る権利を制約していると批判し、明確に「廃止すべき」とまでいわれる始末。

この内容を報道したのは、東京新聞(20日付朝刊3面)と朝日新聞(デジタル版)が少しだけ。他紙は全く触れていない。

どうやら「報道しない自由」と決め込んだようですね。


ジャーナリズムとはなんなのか?

人が望んだものだけを「文字」や「画像」にするだけなのか?

既得権益から独立して、物事の本質を見極めなければいけないんじゃないのか?

専門家や評論家にコメントさせて、クレームが入れば、「個人の見解で局の意見ではありません」と逃げるだけ。


これからの期待はしていないが、せめてイラつかせるのだけはやめていただきたい。


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