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東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが2016年3月期の連結売上高を発表した。

それによると、ホテル事業は堅調だったものの、テーマパークの入園者数が減ったことで、全体の営業利益が2.9%減った形となったようだ。


それとは逆に大阪にあるユニバースタジオジャパン(USJ)はここ数年右肩上がりで入場者数を伸ばし、入園料は年間パスポートを値上げをしている。


この違いはどうして起こったのか?


まず上がられる理由は、外国人観光客の入場数の違い。

東京ディズニーリゾートの場合は外国人ゲストは全体の約5%と限られ、特にアメリカや中国、台湾といった日本に多くのの観光客が国には、ディズニーパークがあるので、あえて行く気にはならないと思う。

USJはフロリダと大阪だけにあるので、海外旅行者の入場者数に開きがあるのがわかる。


次に考えるのは「アナと雪の女王」イベント。最近のディズニーパークでは好成績を残したイベントだが、その分来場者が短期的に一気に増加したため、その混雑ぶりは大変な物であったらしい。

イベント期間が長引けば、その分混雑期間がすすみ、一般客が混雑を避け敬遠されたとしてもおかしくない。


もうひとつが、イベントクオリティの問題と考える。

どうしても「ディズニー」がメインになると、イベントの内容が似通ってしまう印象を受ける。


2013年度は東京ディズニーランドの30周年イベントで、入園者数・決算ともに過去最高を更新、また

2014年度でも城ワンスの導入や、アナ雪イベントの影響で、入園者数や売り上げも、アニバーサリーイベントを翌年に控えたにもかかわらず好調であった。

それを考えると、2015年度は落ち込んでも当然かもしれないが、他のテーマパークと比べると「一人負け」といった感じは払しょくできない。


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